統計解析フリーソフト「R」で統計学に入門する⑬ 【Rで変数(オブジェクト)をつかってみる】

こんにちは、ミントです

今回は、「R」で、「 変数、またはオブジェクト 」をつかってみたいと思います

その前に、まず変数、オブジェクトってなに?って方はこちらをどうぞ

 

本記事の概要

変数 (オブジェクト) ってなに?

以前の記事で、「R」で四則演算をやりました

このときは、計算結果は表示したらそれで終わりで、そのとき限りでした

もうすこし複雑な計算をするようになると、たとえば、

ある足し算をして()、その結果を何倍かする(

のように、前に行った計算結果を、あとで使いたい場合があります

①の計算結果を保管しておけたら便利ですよね!

これを可能にするのが、「 変数 」や「 オブジェクト 」と呼ばれます

厳密には、変数とオブジェクトは違うところもありますが、ここでは、

「 なにかを保管しておく入れ物 」

と理解してもらえればだいじょうぶです

プログラムを勉強したことがあれば、「 変数 」を聞いたことがあるかもしれません

Rでは「 オブジェクト 」と呼ぶ人が多いので、ここでもオブジェクトと呼ぶことにします

 

「R」で、オブジェクトをつかってみる

というわけで、Rでオブジェクトを使ってみましょう~

使い方はとってもカンタンで、こんな感じです

Rでオブジェクトを使う

まずためしに、「1+2」を計算してみると、3と答えを返してくれます

つぎに、「 answer <- 1+2 」としてますが、この意味は、

1+2の結果を、answerという名前のオブジェクトに入れてください!

ということです

このとき、「 <- 」をつかうことで、オブジェクトに代入しています

また、「1+2」のときは答えが自動的に3と出ますが、

「 answer <- 1+2 」では、なにも表示されません

計算結果を出力するには、answerとあらためて打ち込めばオッケーです

そのために「answer」ともう一度打ち込んでいます

 

ではちょっと変えてためしてみます

Rでオブジェクトを使う2

「answer2」と、「<-」、「3+5」の間のスペースをなくしてみました

結果は、きちんと計算されています

Rはきちんと処理してくれます

でも、単語がどこで区切られてるかわかりずらいので、ちょっと見にくいですね

 

Rでオブジェクトを使う3

代入先を左側でなく、右側にしてみました

これもきちんと計算できていますね

 

オブジェクト名は、英語じゃないとだめなの?わたしは日本語使いたいよ~

って方、だいじょうぶです!こんな感じで使えますよ

Rでオブジェクトを使う3

ほら、こんな感じで使えます!

ただ、打ち込んでみるとわかるんですが、ローマ字と日本語の切り替えがめんどくさいです

 

じゃあ最後に、オブジェクトのありがたみを(なんとなく)感じれる例をやってみましょう

AからEまでの5つの病院があるとします(A, B, C, D, E)

それぞれの病院で、一日にインフルエンザの診断をされた人数が、2、4、1、9、3人でした

これらの病院でのインフルエンザ患者の平均を求めてみます!

ちなみに、平均値は、

(平均)=(すべての数の合計)/(病院数)

これで求まりますね

「R」でやるとこんな感じです ↓

Rでオブジェクトを使う4

まず合計(gokei)に、すべての数の合計を足して代入しています

つぎに、gokeiを、病院数の5でわり算して、それを(平均)heikinに代入しています

最後に平均値を表示させています

 

このように、オブジェクトをつかうと、前の計算結果をとっておいて、あとで再利用することができます

というわけで、今回は、「R」でのオブジェクトの使い方でした。

 

 

オブジェクトには、「型(かた)」という考え方があります↓

 

 

「R」チュートリアル のまとめはこちらです

 

こちら無料で読めます↓