統計解析フリーソフト「R」で統計学に入門する⑫ 【日本語フォントを設定する】

こんにちは、ミントです

前回までに、Rでの加減乗除やさまざまな関数を計算してきました

Rの使い方には少し慣れてきたのではないでしょうか?

今回は少し見方をかえてみようと思います

統計解析では、データを扱いますが、データにはラベルがつけてあり、日本語で書かれているものも多くあります

例えば下の例では、身体検査のデータの一部ですが、

データのラベルとして、”身長” と ”体重” が使われています

  身長 体重
Aくん 178 65
Bさん 161 46

こんなデータを読み込んで解析に使うとしたら、Rで日本語を扱うことになります

というわけで、Rで日本語を扱うときに見やすくするには、フォントが大事です

そこで今回は、Rで日本語の「フォント」 を設定する方法を学びます

また、1度設定したら、忘れずにRに記憶させるようにしましょう~

本記事の概要

日本語のフォントを設定する

じつは、初期設定のフォントで日本語を打ち込むと、こんな感じになります

Rで日本語フォントを設定する

”こんにちは” の右側にスペースができています。これ、わざとスペース入れてるんじゃなくて、勝手にスペースが入ったように表示されるんです

この原因が日本語フォントの設定にあるんです

 

<日本語フォントの設定手順>

(1)、[編集 ①] → [GUI プリファレンス ②] 

Rの日本語フォントを設定する

(2)、フォントを変更する

現在のフォントは、Courier New になっています

Rの日本語フォントを設定する

日本語フォント用の、MS 明朝 (MS Mincho)MS ゴシック(MS Gothic)を指定してみましょう

こんな感じです ↓

Rで日本語フォントを設定する

設定を保存するには、[ Save ] しておきましょう

 

では日本語を入力してみましょう

Rで日本語フォントを設定する

こんな感じで、さいしょのような「変なスペース」がなくなりました

日本語を入力するときにトラブルになったら、フォントの設定も考えてみましょう!

 

というわけで、今回はRの日本語フォントの設定方法でした。

 

 

Rで「変数」の扱い方を説明はこちらです↓

こちら無料で読めます↓