こんにちは、ミントです
前回は、Rで行列をつくってみました
今回は、行列の要素を取り出したりしてみたいと思います
本記事の概要
Rで行列の要素を取り出してみる
行列には、行と列があります。今回は前回より大き目の行列を生成しました
たとえば、この行列の2行目や3列目だけ取り出すことができます
- ◎行目を指定するには、 行列名[ ◎, ]
- △行目を指定するには、 行列名[ , △]
のように指定します
[ ] の中に番号を指定するのはベクトルと同じですね
行列には、行と列の番号があるので、[ 行番号, 列番号 ] というように指定します
片方を空白にすると、すべての意味になります
[2, ] では2行目で、列は空欄なのですべてとなり、2行目の要素すべての意味になります
[ 2, 3 ] や[ 5, 3 ]と指定すると、その要素を取り出すことができます
たしかに、2行3列の要素8、5行3列の要素23が取り出せました
やったー!ということで、これで行列の要素も扱えますね!
行列プログラムを書くときに、注意すべきこと
行列の要素の取り出し方は上で説明しました
上の例では、6行5列の行列で、次元は2次元です
要素を取り出すと、(上の例と同じですが)
これらは、全部1次元になっています
2次元の行列から要素を取り出すと、1次元になっています
つまり、次元が変わってしまいました!
こういう変化は、プログラムを書いていると、思いもよらぬエラーを引き起こしてしまうことがあるんです
なので、できれば「次元は変化させたくない!」わけです
そういうときは drop = FALSE を使えばオッケーです
drop = FALSE をつけることで、次元が落ちるのを防いでいます
これで、次元が落ちることなく、複雑な行列プログラムもかけますね
というわけで、今回は行列の要素をとりだしました。
行列の演算を、いろいろやってみました↓
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