統計解析フリーソフト「R」で統計学に入門する⑯ 【作業ディレクトリを調べたり変更したりする】

こんにちは、ミントです

今回は、「作業ディレクトリ」 について学びます

作業ディレクトリを理解すると、オブジェクトを保存したり、保存したオブジェクトを再利用できたりします

ほかにも、データファイルを読み込んだり、Rにあるデータを保存するために書き出したりすることができます

Rの状態を保存して終了すれば、次の機会に保存したファイルを読み込むことで、同じ状況を再現できるようになります!

本記事の概要

作業ディレクトリってなに?

Rには、データを書き出す場所があります。それを「作業ディレクトリ」と呼びます

ディレクトリってなに?って方もいるかもしれません

WindowsやMacを使ってる人は、普段は、「フォルダ」と呼んでるかもしれません

ディレクトリは、フォルダと同じことです

Rは起動されると、あるフォルダ(ディレクトリ)を作業ディレクトリとして、自動的に設定します

 

どこが、作業ディレクトリか調べてみよう

「作業ディレクトリ」がどこか調べてみましょう

「 getwd( )関数 」をつかいます (get work directroy の略だと思います)

Rで作業ディレクトリを調べる

作業ディレクトリは、Cドライブ直下の、Rというディレクトリ(フォルダ)になっていることがわかりました

 

作業ディレクトリを変更してみよう

このままで不自由なければいいのですが、ときには作業ディレクトリを変えたくなることもあります

課題ごとのデータをフォルダごとにわけて保存していたら、ある課題のデータを読み込むときには、そのデータフォルダを作業ディレクトリにアクセスする必要があります

こういったときに、作業ディレクトリを変更することで対応できます

 

変更するには、「 setwd( ) 関数 」をつかいます (set work directory の略ですね)

Rで作業ディレクトリを変更する

今回は、Cドライブ直下のR-test-directory というフォルダに変更してみました

getwd() でたしかめると、きちんと変更されているのがわかります

 

フォルダの階層は、「 / 」で区切られています

フォルダの階層を区切るには、Windowsでは、「¥」、Macでは「/」 をつかいますが、

Rでは、「 / 」 をつかって指定することができます

ちなみに、Rの中で「¥」をつかってフォルダの階層を指定することはできます

ただしこの場合は、「¥」はRでは別の意味で使われるように設定されています。

なので、「¥¥」 のように、ふたつ並べてはじめて1つの「 / 」 と同じ意味になるので注意してくださいね

 

というわけで、今回は、Rの作業ディレクトリの場所を調べたり、変更したりしました。

 

 

作業ディレクトリの中を変更したいときはこちら↓

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