こんにちは、ミントです
前回は、Rで指数計算をカンタンにできる指数関数の使い方をやりました
指数関数とくれば、次はなんでしょう?
そうです!対数関数ですね^^
- 対数関数(底がe(ネイピア数))
- 対数関数(底が10)
というわけで、今回は「 Rで対数関数の計算 」をマスターしましょう!
ちなみに、対数の底には注意してくださいね
「R」 で、対数関数を計算してみる
対数関数は、指数関数と双子のような関係です
exp ( A ) = B
のとき、この関係を対数関数で書き直すと
A = log B (底はe)
となります
logは、「ログ」と読みます
A = log Bは、「ログBの値はA」と読みます
まず指数関数と対数関数の関係を確かめてみます
exp(1) = 2.718282
log(2.718282) = 1
となり、たしかに上の関係が成り立っています
次に、3, 4, 5, 10, 100, 1000の対数を計算してみました(底はe )
log(3), log(4), log(5), log(10), log(100), log(1000)を計算すると、
それぞれ 1.1, 1.39, 1.61, 2.30, 4.61, 6.91 となっています
特にこの計算の後半をみてほしいのですが、10,100、1000と大きく増えていますが、
返ってくる値は、2.30, 4.61, 6.91 とほとんど増えていません
なぜ対数関数をつかうかということなんですが、
なにかの現象の2つの変数の関係を記述したいときに、片方がすごく大きく増えるけどもう片方はほとんど増えない場合には、その現象を対数関数で表現することができます
底が「e」 以外はどうするの?
もちろん底が e 以外の対数も計算できます
こんな感じです ↓
log ( 計算したい値, base = 底の値 ) で計算します
この書き方はちょっとメンドクサイですよね~
でもだいじょうぶです!
base= を省いて、 log(3, 2) と書くこともできますし、log2(3) と表現してもいいんです!
これで、底がなんであっても対数関数を計算できますね!
というわけで、今回は「R」で対数関数を計算してみました 🙂
Rで「三角関数」を計算する例もございます↓