統計解析フリーソフト「R」で統計学に入門する⑰ 【作業ディレクトリの中身をいじる】

こんにちは、ミントです

今回は、作業ディレクトリの中身をいじってみたいと思います

本記事の概要

作業ディレクトリの中身をみてみる

作業ディレクトリの中になにがあるか、調べてみましょう

「 ls () 関数 」 をつかいます。(リスト(list)の l と s だと覚えればわかりやすいですね)

Rで作業ディレクトリの中身をみる

わたしの作業ディレクトリには、kudamonoと、kudamono2 のオブジェクトがありました

この2つのオブジェクトは、以前つかったものが残っていたわけです

 

作業ディレクトリのオブジェクトを削除する

もう少しオブジェクトを増やしてみます

Rで作業ディレクトリのオブジェクトをみる

test,  test2  というオブジェクトをあらたに作成しました

ls () 関数でみると、たしかにオブジェクトが増えています

 

test オブジェクトを削除していましょう

rm ( 消したいオブジェクト名 ) 」をつかいます

Rでオブジェクトを削除する

test オブジェクトを消して、ls ( ) でオブジェクトを確認しました

きちんと test が消えていることが確認できました

 

Rの今の状態を、作業ディレクトリに保存する

Rのオブジェクトや作業ディレクトリの状態などを、保存しておいて再利用したいとします

Rには、今の状態を保存することができます

今の情報は、「 .RData 」 というファイルとして作業ディレクトリに保存されます

 

作業ディレクトリの場所を確認してみます

Rで作業ディレクトリの場所を調べる

作業ディレクトリをみてみると、以下のように、空の状態です

Rの現状を保存する

いまのRの状態を保存してみます

save.image( ) 関数」 を使います

Rで現状を保存する

すると、作業ディレクトリは以下のようになります

Rで現状を保存する

「 . RDate 」 ファイルができていますね

今の状態を復活させたいときは、このファイルを読み込めばオッケーです

 

保存しておいた状態を復活させる

重要なデータをまちがって消してしまった!!どうしよう!!!

ってことありますよね~

Rではそんなとき、保存しておいた「 .RData 」 を読み込むことで復活させることができます

Rで状態を復活させるload

test2 をまちがって消してしまった!!とします

ls ( ) でしらべても、やっぱり消えてしまってます

そんなときは、「 .RData 」 を読み込んで復活させましょう

load ( ) 関数」 をつかいます

Rで状態を復活させるload

load ( ) で、作業ディレクトリに保存しておいた .RData を読み込みました

作業ディレクトリに、test2 が復活しましたね!

 

というわけで、今回は作業ディレクトリの中身を調べたり、保存、読み込みをやりました

 

 

CSV ファイルはデータ分析でよく使われるデータ形式です。

RでのCSVファイルの扱い方はこちら↓

こちら無料で読めます↓