【GIS できること】GIS をマーケティングに活用し、ビジネスを成功・拡大させたいあなたはこちらをどうぞ【GIS 国勢調査 エリアマーケティング】

GIS マーケティング できること 活用 国勢調査 ビジネス 本 GIS
GIS マーケティング できること 活用 国勢調査 ビジネス 本

ビジネスで成功するには、

  • 「どこがベストか」

という場所に関する知見が重要になる場合が多いのではないでしょうか。

  • どこで、商品を売るといいか
  • どこに、新規顧客はいるのか
  • どこで、ビジネスをやれば成功するのか
  • ・・・

 

この「どこ?」に対する疑問に、

GIS(地理情報システム)」を活用すれば、

科学的な根拠を持ってサクッと答えることができます

 

とはいっても、

  • GIS ってなに?
  • GIS の使い方って?
  • ビジネスに活用できるの?

と思われる方も多いかと思います。

 

そこで本記事では、GIS でできることとして、

  • GIS を(エリア)マーケティングに活用するための基礎知識
  • GIS よる位置情報の活用例
  • GIS による国勢調査データの活用例

について、サクッとわかりやすくまとめました。

 

【GIS できること】GIS をマーケティングに活用し、ビジネスを成功・拡大させたいあなたはこちらをどうぞ【GIS 国勢調査 エリアマーケティング】

GIS でマーケティングなどに活用する際に、

位置の情報は、以下のタイプがあります。

  • GPSによる位置情報がついたデータ
  • 位置が付加されたデータ(国勢調査データなど)

以下では、GIS を活用してできることについて、

位置情報のタイプごとに、

マーケテティングなど、ビジネル活用を念頭においてまとめました。

GIS で GPS による位置情報を活用する

『GIS』 は、位置の情報を持ったデータを扱うシステム・ソフトです。

『GPS』は、衛星を使って世界中の場所を測定するシステムです。

『位置情報』は、GPSを通じて、緯度・経度という数値として表現されます。

 

位置に従ってデータを整理することで、例えば、

  • ある場所(地域)の携帯電話使用数はこれくらい

といった情報を地図上に表示することができます。

 

ドコモのモバイル空間統計

例えば、『ドコモのモバイル空間統計』では、

ドコモの携帯電話の所在を把握し、整理することで、

  • エリアごとの分布と特徴(ドコモ携帯電話の端末数)
  • エリア間の人の移動(携帯端末の移動)
  • それらの時間変化

を知ることができるサービスです。

最短1時間前から24時間前までの時間帯ごとに、

地図上の分布や移動状況などが、表示されています。

モバイル空間統計では、リアルタイムに近い

  • 人口の情報
  • 人口分布の変化

などの情報を得ることができます。

コロナウイルス拡散防止の一環として、期間限定で開発運用されているサービスとなっています。

GIS を活用すれば、

このようなデータの地図化や位置情報の視覚化を、

個人でもサクッと実行することが可能です。

これらは無料で読めます。

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とは言っても、

  • GPSの情報を扱うなんて難しそう

なんて思われる方も多いかもしれません。

 

 

GIS で「国勢調査」のデータを使えば、より手軽に位置情報を扱えます。

GIS で国勢調査データを使う

国勢調査のデータは、ピンポイントの位置ではなく、

都道府県、市町村や丁目などのレベルでの集計結果になります

それぞれの地域について、

  • 人口
  • 年齢層
  • 駅などからの徒歩10分圏内の領域

などで整理することで、

ビジネスに活かせる知恵へと変換することができます。

 

GIS を活用した集客数や来店数予測

例えば、小売業では、人口や年齢層などの情報は必須の情報です。

あなたが出店を考えている場所や、

あなたがすでに持っている店舗があるとします。

来店する顧客は、店舗からの距離で、大まかに調べることができます。

一定の距離の範囲内の人口や世帯数を調べることで、

店舗の集客予測につながり、

来店客数予測売上予測ができます。

 

具体的には、国勢調査の小地域小計データを使えば、

各町丁目ごとの人口・男女別人口などが集計できます。

このデータを基本として、

商圏となる範囲を取り出し、世帯や世帯内の人数を分析します。

それらを総合して、集客予測来店者数予測を行います。

 

GIS による直線距離による商圏分析

商圏を分析するには、大まかな範囲を決めます。

範囲の決め方には2つあり、

1つ目は、地図上の直線距離で商圏を分析する方法で、

2つ目は、電車やバス、道路など、実際の移動を考えた商圏を設定して分析する方法です。

どちらも GIS を使うことで、よりラクに分析することができます。

 

 

GIS を使って直線距離で領域を分析するには、

  • 中心から円形に領域を抽出(円バッファ生成)
  • 円形領域をくり抜き・切り取り(クリップ分析)
  • 円形領域に一部しか入らない領域は、面積の入っている割合によって、人口などのデータを換算・按分(面積按分法)

といった処理を行います。

これらの領域それぞれに統計データを計算して可視化すればオッケーです。

GIS ソフトを使えば、これらの煩雑な処理をサクッと実行できます。

 

 

単純な直線距離じゃ本当の範囲はわからないんじゃないの?

と思われる方もおられるかもしれません。

その通りです。

単純な直線距離だと、

道路やバス、電車などの移動時間を

きちんと反映できない場合もあります。

この問題は GIS を使うことで解決できます。

GIS による、実際の移動時間・移動距離を反映した商圏予測

GIS でネットワーク分析を行えば、

  • 道に沿った距離
  • 電車・バスに沿った経路

などを調べ、それらに基づいた移動時間を推定することができます。

 

例えば、GIS の有名なソフト ArcGIS の ArcMap 10 では、

ネットワーク分析の機能があります。

  • 調べたい場所からそれぞれの町丁目への最短経路
  • 道路距離に基づいた範囲

を検出することができます。

実際の経路に基づいた予測ができるので、

単純な地図上の距離で調べる場合よりも精密に分析できます。

 

 

GIS による商圏予測への障害物の分析

この他にも、集客には障害物という考え方があります。

徒歩や自転車で来る顧客にとっては、以下のものが障害となりえます。

  • 横断ができない道路(道路障害)
  • 線路
  • 河川
  • 地形
  • 大型施設

これらの障害物があると、

直線距離や通常の経路より遠回りになったりして不便になるために

顧客になりにくくなってしまう場合があります。

従って、前もってこのような障害物を考慮して分析することも重要です。

例えば、地形を分析するには、

国土地理院の標高データを用いて、GISで地図に表示する方法があります。

徒歩や自転車の場合、

標高差の影響は30m以上あると大きくなります(顧客の年齢や移動手段にもよります)。

なので、標高差が大きい地域での顧客獲得を予測するには、標高データの視覚化も重要となります。

GIS は、標高を地図として可視化する場合にも役立ちます

 

 

このように、GISの機能を使うことで、

より詳細で正確な商圏人数の推定

を行え、より精密な判断をすることができます。

単純に地図を開いてコンパスで円を描いて調べる距離と違うわけです。

 

 

 

 

 

 

GIS による時空間分析

ここまでは、顧客となりうる人の数や世帯数を調べる方法をまとめました。

ビジネスでは、数だけでなく、

  • どんな人がいるか』も重要じゃないの?

と思われるかと思います。

その通りです。

一般的に、商品を売ることを考える時、

顧客となりうる人は、

  • 居住者
  • 勤務者
  • 一時的な滞在者(旅行者など)

の3種類に大きく分けられます。

あなたがどのタイプの人を顧客にしたいかによりますが、

  • 居住者であれば、1日を通じて需要
  • 勤務者であれば、勤務の行き・ランチ休憩・帰りの時間帯に需要
  • 旅行客であれば、季節などの時期に応じた需要

といった感じで、時間的に、需要者数が変わります。

また、顧客の中身は、業種によって変わります。

スーパーマーケットでは、通常は居住者が顧客となります。

飲食店の場合には、居住者と勤務者が半々くらい

ガソリンスタンドでは、居住者が半分、残りの半分を勤務者と旅行者が半々くらいずつが顧客となります。

 

あなたがビジネスで集客予測などを行うには、

どんな業種であるかで、上のような顧客のタイプが大まかに決まり、

同地域の同業者の顧客を調べることで、

より正確に顧客となりうる数を推測ことができます。

 

ビジネスを行う上での人口は、顧客の数であり、

見込み顧客数や年齢層は、時間とともには変化します。

時間変化には、朝夜の変化から、数ヶ月、数年の変化など様々なものがあります。

このように、時間と場所が関係する分析を『時空間分析』と呼びます。

GIS を使い、時空間分析を行うことで、より的確な施策や未来の予測ができます。

 

 

 

 

 

 

GIS による顧客の属性、市場の質の分析

顧客の属性』という考え方があります。

若者の街、渋谷に、年配の方向けの服屋さんは流行らないかもしれません。

各人はそれぞれの消費傾向があります。

消費傾向は、以下のような分類で調べられます。

  • 年齢・性別
  • 収入
  • 教育
  • 職業
  • 趣味・ライフスタイル

これらの情報に位置の情報が加われば、

あなたがビジネスを考えている地域の

市場の質

を分析することができます。

 

例えば、収入や貯蓄などの経済的な状況は、商品の購買に大きな影響を与えます

あなたのビジネスの商圏の人たちの経済的な状況を調べることができれば、

商品購入の程度を推定することにつながります

 

ただ、個人の経済的な状況はデータとして手に入れることがは難しいのが現状です。

代わりに、市町村別など、地域ごとの経済レベルデータは入手可能です。

しかし、地域の経済レベルデータと、個人の経済状況は、必ずしも相関しないことが知られています。

地域の経済レベルが高いとしても、その中に住む方の個人の経済状態が高いとは限らないわけで、逆もまたあります。

 

なので、個人レベルでの経済状況は、別のデータから間接的に推定することになります。

具体的には、例えば「地価」のデータを使う方法があります。

地価公示データは無料で手に入れることができます。

地価データは、位置の情報を持っていますので、

GIS でサクッと地図化して統計分析することが可能です。

 

他にも、性別や年齢のデータは、保険商品の売り上げとの関連が知られています。

あなたが保険のセールスを考えるなら、性別や年齢の地図データを作成することで、

より効率的に売上を伸ばす確率を高めることができます。

 

 

 

 

 

 

 

以上の操作・分析を、手作業やそれぞれの専門ソフトで実行するのは骨が折れるのは想像ができるのではないでしょうか。

そんな時、GISシステムやGISソフトを使えば、一気通貫にサクサク実行できるわけです。

 

というわけで、手元にある位置情報が付属したデータを

  • 手軽に扱い
  • 高度な分析をし
  • 高機能なグラフィックで可視化

したい場合に、GIS は必須の道具となっています。

GIS のソフトウェアにどんなものがあるの?などはこちらの記事にございます↓

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というわけで、本記事では、

  • GIS をマーケティングに活用するための基礎知識とともに、
  • GIS よる位置情報の活用例
  • GIS による国勢調査データの活用例

について、サクッとわかりやすくまとめました。

 

 

 

 

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