統計解析フリーソフト「R」で統計学に入門する⑳ 【Rでファイルを読み込む】

こんにちは、ミントです

前回はR上のデータをファイルとして出力することができました

ファイルで保存しておけば、再利用することができます

というわけで、ファイルを読み込んでみましょう

 

本記事の概要

Rで、CSVファイルを読み込む

前回作成したCSVファイルを読み込んでみたいと思います

まず、CSVファイルがある場所を確認しましょう

身体検査2.csv」 というファイルが、Cドライブの下のR-test-directory にあります。これを読み込んでみましょう

RでCSVファイルを読み込む

作業ディレクトリを確認してみましょう

RでCSVファイルを作成する

作業ディレクトリは、Cドライブの [R-test-directory] だとわかりました

CSVファイルと同じ場所ですね

(CSVファイルが作業ディレクトリにないときは、作業ディレクトリを変更して、CSVファイルがあるディレクトリを作業ディレクトリにしておきましょう)

作業ディレクトリには、2つのオブジェクトがあることも確認しました(身体検査と身体検査2)

この身体検査2オブジェクトと、身体検査2.csv は別物であることに注意してくださいね

[身体検査2.csv] というCSVファイルを、[身体検査3] というオブジェクト名で読み込みたいと思います

読み込むCSVファイルの中身はこれです ↓

RでCSVファイルを出力する

読み込むには、「read.csv (“読み込みたいオブジェクト名”, ・・・)

RでCSVファイルを読み込む

[身体検査2.csv ] を、読み込んで [身体検査3] オブジェクトとして読み込んでいます

headerやrow.namesは、読み込むときに指定するオプションです

headerは、データのラベル(身長、体重)があるときは、T (True:ある)と指定します

row.names = 1 と指定すると、1列目が行名(Aくん、Bさん)になります

身体検査3オブジェクトの中身をみてみると、身体検査2.csv ファイルの中身と一致していることがわかります

作業ディレクトリの中身を ls ( ) で調べると、あらたに「身体検査3」オブジェクトができていることも確認できました

 

というわけで、今回はRにCSVファイルを読み込んでみました

 

 

ベクトルや行列などを、Rで扱うときには、データ構造の考え方が必要です↓

こちら無料で読めます↓