こんにちは、ミントです
前回は、「R」をふつうの電卓として使ってみました
Rの操作って意外と簡単だって思われたのではないでしょうか?
今回は、もう少し高度な電卓機能である、「関数」を扱う関数電卓としてRをつかってみようとおもいます
統計解析では、内部ではさまざまな関数をつかった計算が必要です
なので、当然Rでも関数(初等関数など)を計算することが可能です
というわけで、今回は、「R」 を関数電卓のようにつかってみたいと思います
Rは統計解析ソフトなので、統計処理の計算に、さまざまな関数を使います
それらの初等関数は単独でも使うことができます
Rでつかえる初等関数には、以下のものがあります
- 平方根を求める
- 絶対値を求める
- 指数関数
- 対数関数(底がe(ネイピア数))
- 対数関数(底が10)
- 三角関数
- 四捨五入
というわけで、これらの使い方をまとめたいと思います
今回は、「 Rで平方根の計算 」をしてみたいと思います
「R」をつかって、平方根を計算する
平方根は、「 sqrt( ) 関数 」を使ってもとめます
関数というのは、数値などを与えると、その関数の処理をして値などを返してくれるものです
2、3、4の平方根を計算してみました
こんな感じです↓
平方根を求めるには sqrt( 平方根を求めたい値 ) という形で使います
2の平方根は、√2 で、1.414214 (ひとよひとよに・・・)と
3の平方根√3 は、1.73205 (ひとなみにおご・・)
4の平方根は、2と正しく計算されていることがわかります 🙂
なんで平方根を使うかということなんですが、ひとつの使い方としては、
たとえば、A – B というひき算を計算するとします
BがAよりも大きい値だと、この引き算の結果はマイナスになってしまいます
正の値がほしいときに、負の数になると都合がわるいです
こういうときには、一度(A – B)を2乗した値をもとめ、それの平方根をもとめます
2乗の値は正の数になるので、負の数だった(A – B)の値が、
値の大きさは同じで、プラスの数にできます
統計では、この使い方で、「 標準偏差 」を求めます
というわけで、今回は「R」で平方根をもとめてみました
Rで絶対値の計算例もございます↓
こちら無料で読めます↓