さいきん、「クラウド」という言葉をきかれる方も増えているのではないでしょうか。
- クラウドって聞いたことあるけど、なんなの?
- クラウドの意味って「雲」でしょ?それがITやスマホと、どう関係してるの?
- クラウドって、わたしたちにメリットあるの?
なんて思われる方もおられるかと思います。
そこで今回は、一般の方向けに、
- クラウドとは、どんなもの?
- クラウドには、どんなサービスがあるの?
- クラウドを使うときには、どんなメリットやデメリットがあるの?
といった基本知識をまとめてみました。
クラウドがなんとなくわかっていてもやもやしていた方も、
そういうことだったのか!
とスッキリしていただけたらと思います。
本記事の概要
クラウドとは?わたしたちの身体でいう○○に対応しています
突然ですが、いまあなたは、このブログをPCから見てますか?それともスマホからですか?
どちらからでもいいのですが、指先を使って、マウスを操作したり、スマホ画面を動かしたりして読んでいると思います。
この操作は、指だけではうまくいきませんよね。脳からの指令があってこそ、うまくいきます。
指先は脳と情報をやりとりすることで、指の役割を果しています。
クラウドもこれと同じことなんです。
たとえばスマホは、あなたの指に対応していて、基本的には高度な処理ができません。
その代わり、、クラウドという脳に情報を送ることで、高度な処理が実現できます。
クラウドには、高性能なコンピュータがあり、大量のデータも保存できるので、
スマホではできないような、高機能・高性能な処理が可能です。
脳で高性能な処理ができるのと同じです。
クラウドで処理された情報が再びスマホに返されることで、高度な処理結果をスマホ画面からみることができます。
わたしたちはふだん、どんなクラウドを使っているの?
クラウドのイメージはつかんでもらえたのではないでしょうか
もっと具体的に、わたしたちはふだん、どう、クラウドを使ってるの?
と思われるかもしれません。
なので、代表的なクラウドサービスを紹介します。
クラウドがあなたの生活を便利にしている、3つの例
あなたは、誰かとメールのやりとりをされると思います。
無料で使えるメールの代表としては、GmailやYahoo!メールなどがありますよね。
じつはこれら、どちらもクラウドを使っています。
私たちがGmailやYahoo!メールにアクセスするときは、クラウドにアクセスしていたんです!
え!?そんなに身近に使ってたんだ!
と思われたかもしれません。
クラウドにメールの内容が保存されているので、
家のPCからメールを送っておいて、職場のPCから返信を読む、といったように、
場所や使うPC、スマホを選ばずに、メールアカウントを操作できるメリットがあります。
通勤電車の中でメールチェックしておけば、出社後業務がはかどるし、便利ですよね~
あ~忙しくてスケジュール管理が大変だよ~!
という方にもクラウドが役立っています。
たとえば、Googleカレンダーを使うと、スケジュールを登録しておけば、その情報はクラウド上に保存されます。
職場のPCでスケジュールを書き込んでおけば、外出先のスマホからいつでもどこでもスケジュール確認ができます。
手帳にスケジュールを書き込んでおく方もおられるかと思いますが、
たとえば手帳を忘れたりしても、クラウドに書き込んでおけば、いつでもどこでも確認ができて助かります。
スマホってなんで容量が少ないなぁ~もっと写真や動画を保存したいのに!
スマホに写真や動画データなどを保存していると、容量が足りなくなりませんか?
写真や動画などのデータは容量が大きく、スマホの記憶容量は小さいので、たくさんのデータを置いておくことができません。
すぐにデータが一杯になって、こまるわぁ~
そんなあなたの味方が、クラウドです!
クラウドには大きな記憶容量があるので、クラウドに保存しておけば、写真や動画、音楽でもどんだけでもこい!
って感じで、もういくらでも保存できます。(もちろん無限ではありませんが)
こういうクラウドにデータを保存できるサービスは、「クラウドストレージ」といって、さまざまな会社が提供しています。
クラウドにあるストレージ(記憶容量)ってことで、そのままです。
有名どころでいうと、Google Drive、icloud、Yahoo!ボックスなどがあり、
Google DriveはGoogle社が、icloudはApple社が、Yahoo!ボックスはYahoo社が提供しています。
他にも、EvernoteやDropboxなど、使い方にそれぞれ特徴があり、用途や好みのよって幅広い選択が可能です。
へぇ~そんなのがあったんだ~という方は、一度調べてみるといいですよ。
容量の制限はありますが、無料で使えるプランもありますので。
クラウドをつかうことのメリットとデメリット
クラウドをつかう、3つのメリット
クラウドをつかうと、さまざまな恩恵が受けられるのがわかったかと思います。
いつでもどこからでもアクセスできる点はクラウドの1番のメリットです。
また、メールサービスやスケジュール管理がクラウドにあれば、モノを持ち歩かなくていいので、スッキリ仕事に集中できます。
さらに、クラウドには、写真や動画など、大容量のデータを保存しておくことも可能です。
場所を問わずそれらのデータにアクセスできるので、活かし方はアイデア次第ともいえます。
これらのメリットはほんの1例で、クラウドを使うことで便利になることはたくさんあります。
クラウドをつかうときの、2つのデメリット
でも、いいことばっかりじゃないんでしょ~?
と思われる方もおられるかもしれません。
たしかにクラウドにはデメリットもあります。
1番大きなデメリットは、ネットワークが必須ということです。
ネットワークがなければ、クラウドを利用することができません。
さいきん、IoT(モノのインターネット)といって、すべてのものがネットワークでつながる社会、という未来像が語られています。
このIotは、ざっくり言うと、ネットワークでつながることで、クラウドへのアクセスができるので、クラウドの恩恵が増えますよ、ということなんです。
ただ、いまはその過渡期なので、ネットワークがないとクラウドを活かせない、というデメリットがあります
もう1つのデメリットは、セキュリティです。
情報はクラウドに保存されていますので、ハッキングされてしまったら、データ流出のリスクがあります。
わたしの写真なんて流出してもだいじょうぶ!って方はぜんぜん気にする必要がありません。
クラウド会社は堅牢なセキュリティでデータを守っていますが、
万が一を考えて、最悪流出してもだいじょうぶなデータのみをクラウドに保管する、という考え方がいいかもしれません。
こうすればクラウドのメリットを最大限に享受できるので、おすすめです。
まとめ
クラウドは、わたしたちの生活を便利にする司令塔(脳)のような役割を果します。
GmailやYahoo!メールなどのメールサービスや、
GoogleDrive、icloud、Yahoo!ボックスなどのストレージサービスなど、
身近な例を説明しました。
このようなクラウドサービスは私たちの生活をより便利に快適にしてくれます。
ただ、クラウドにはネットワークが不可欠で、セキュリティリスクを頭の片隅においておくことが大事です。
というわけで、今回は、クラウドってなに?という一般の方向けに、クラウドのイメージとメリットデメリットを説明しました↓
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