こんにちは、ミントです
前回までに、ベクトルをつくって、ベクトルをつかった計算をしました
今回は、ベクトルの要素をいろいろ操作してみたいと思います
- ベクトルの2番目の要素だけ取り出す
- ベクトルの要素に3があったら、9に置き換える
- ベクトルの要素に、5より大きい数値はあるかどうか調べる
といった感じで、「 ベクトル要素の操作 」を学びたいと思います
本記事の概要
ベクトルの要素を取り出してみる
ベクトル1を(2,9,4,1,6)と定義して、たとえば2番目と4番目の要素を取り出すことができます
ベクトルの各要素は、「 [ 要素の番号] 」 という形で指定することができます
取り出した要素を別のオブジェクトに代入しておけば、あとで使うこともできます ↓
複数の要素をいちどに取り出すこともできます
ただし、ベクトルの要素数以上の数(8)を指定すると値がないので、NAとして返ってきます
「 NA 」というのは、 Not Available の略で、”値がない” という意味です
この要素だけ削除したいなぁ
3番目の要素だけ、1番目と2番目の要素だけ、削除したい!
そんなこともこうすればできちゃいます ↓
要素の番号にマイナスをつければオッケーです
条件を満たす要素だけを操作したいなぁ
ベクトルの要素の中で、たとえば、3以上のものを取り出したい・削除したいなど、特定の条件を満たす要素だけを指定して操作することもできます
ベクトル1の要素のうち、3より大きい要素だけ取り出してみましょう
[ vec1 > 3 ] のところ で、ベクトル1の3より大きい要素の番号を指定しています
その番号を満たすベクトル1の9、4、6のみが取り出されています
特定の要素に、新しい値を代入することもできます
ベクトル1の4番目の要素に55という数値を代入してみましょう
このように、ベクトルの要素の番号(添え字ともいいます)をうまく使うことで、ベクトルをこまかく操作することができます
統計解析をするときには、前もってどんなデータなのか調べますが、そんなときにデータをこあかく操作するスキルが役に立つわけです
というわけで、今回は「ベクトルの要素の操作」を学びました
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