画像処理では、白黒画像を扱うのが、1番ラクになります。
白黒画像を作る方法が「2値化(にちか)」になります。
多くの画像処理で、2値化が使われています。
また、2値化や2値画像の画像処理を学んでおくと、
- 画像処理の基礎を理解できる
- 画像処理の応用事項の理解も加速させれる
というメリットがあります。
そこで、本記事では、画像処理の基本を学びたいという方から、
- 2値化ってなに?
- 2値化の主な手法って、どんなものがあるの?
- 2値化ってどう役に立つの?
といったあなたのために、
画像処理の基本である「2値化」に関連する基礎知識をわかりやすく説明しました。
本記事の概要
【画像処理の技術】「2値化(にちか binarization)」とは?2値画像の生成方法などを学びたいあなたはこちらをどうぞ
画像処理の2値化は、どんな応用がされているの
具体的な例ですと、
- ファックスで文字を送信するとき
- 文字読み取り装置(OCR)による「文字認識」
をする際に使われるアルゴリズムの1つとして活用されています。
加えて、上で述べたように、画像処理全般の前処理として応用されています。。
なぜ、画像処理の2値化が必要なの?
例えば、旅行に行ったりしたら、風景から、旅行の思い出など、
綺麗なカラー画像を残したいですよね。
しかし画像処理の観点からいうと、カラー画像はやっかいなんです。
色の情報があるため、情報量(データ)が多い画像となり、
その分、処理が大変になるからです。
画像処理は何らかの目的を持って行われますが、その処理には、
色の情報が必要ない場合もたくさんあります。
(例えば、画像の顔写真の輪郭だけほしい場合は、白黒画像でも十分なんです)
そういった場合には、カラー画像は、色をなくすことで
- 計算コストを減らし、扱いやすくする
ことができます。
カラー画像の色をなくした画像を「グレースケール画像」と呼びます。
さらに、グレースケール画像は、白と黒だけの「白黒画像」にすることで、
さらに扱いやすくすることができます。
なので、画像処理の全般で、色が関係ない場合には、
- カラー画像を処理して白黒画像にする
- そして画像処理する
という流れで処理することがあります。
画像処理の多くの応用では、2値画像に対して処理を行うことで、
計算コストを削減しながら、目的を達成することができるわけです。
つまり、画像処理をする際に、2値化は必須の技術だとわかってもらえるかと思います。
というわけで、以下では、
2値化を理解するのに欠かせない
- グレースケール画像とは?
- 2値画像とは?
- それらの違いは?
といった内容や、
- どうやったら2値化できるの?
といった「2値化のやり方」について
1つずつ丁寧にわかりやすく解説しています。
画像処理に必須の2値化をわかりやすく学びたいあなたにおすすめの内容となっています。
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