AI(人工知能)・機械学習は、医療分野でも活用されています。
私たちが病気になったときにとても重要な医療分野にAIの活用が始まっています。
医療は私たちの命に係わることでもありますし、
- AIが病気の診断をするの?
- AIは病院で何をしているの?
- AI・人工知能のメディカル分野での具体例・導入事例は?
といった疑問を持つ方も多いかと思います。
そこで本記事では、
AIの医療への関わりについて、
人工知能の導入事例などを交えながら解説します。
本記事の概要
【AI 医療】AI(人工知能)が病気の診断するの?AIは病院でなにしてる?AIのメディカル分野での具体例や導入事例はどんなの?【AI 画像診断】
医療にAIは必要でしょうか?
AIは医療に必要か?
それを考えてみるために、あなたが病院にいったときのことを思い出してみましょう。
あなたは体調が悪く、原因がよくわからない状態です。
原因がわからないのも怖いですし、病院に行くことにします。
そこで医師に話すと、とりあえずレントゲン撮ることになりました。
レントゲンを撮り終えると、医師が画像とにらめっこしています。
「特に異常はないですね」
という言葉を聞いて安心した経験がある方も多いのではないでしょうか。
この例では、医師は画像データを目視し、異常の有無を判定しているわけです。
日本は高齢化し、病院はいつも混んでいます。
不調を訴える人も多く、1回の検査で数百から千を超える画像を撮影する場合もあります。
すると、医師が判定しなければならない画像は膨大になります。
つまり、医師の負担は増しています。
コロナ禍での医療体制のひっ迫のニュースなど聞いたことがあるかと思いますが、
コロナでなくとも、日頃から医療はギリギリの体制で行われているところも多くあります。
人間誰しもミスをしますが、負担が増えれば疾患の見落としなどが起きやすくなってしまいます。
そんな中で医師の負担を減らすことは、私たち患者の利益につながるわけです。
そこで、
- AIにより医師の負担を軽くできないか?
という試みが進行しています。
その1つがAIによる「画像診断」の補助です。
AI(人工知能)・機械学習による画像診断
AIの得意なことの1つに画像認識があります。
画像認識とは、画像中になにが写っているかを判断するタスクです。
あなたのレントゲン写真をみて、医師は異常なしと判断しました。
もし異常があったらここが異常ですね。と示してくれるはずです。
このプロセスをAIに学習させるという試みがなされています。
具体的に何をしているかというと、
病気の画像と病気でない画像をたくさん学習させて、その分類パターンを学ばせます。
これを教師あり学習といいました。
AIによる診断で見落としが多ければ使い物になりませんが、
ディープラーニングの登場により、
疾患の発見の精度は飛躍的に高まり、
ヒトの医師の診断と同レベルにきちんと診断できることが報告されています。
医師がAIを活用することで、医師の負担が軽減されるわけです。
日本には医師が不足している地域もありますが、
そういった地域でもAIを活用して医師の負担を軽くすることができ、
医師不足問題の対策にもなるわけです。
ちなみに、医療分野全体のデータのうち、画像データはその9割を占めると言われています。
なので、画像を扱うことが得意なAIは、医療への応用・活用に適していると言えます。
では、AIの医療への応用事例について、具体的に見てみましょう。
どんな画像診断AI事例が導入され、実際に活用されているんでしょうか?
AIによる画像診断の事例や導入事例(日本国内)
まずは、日本国内の企業によるAIによる画像診断の事例を考えてみましょう。
あなたは、どんな企業が画像診断事業を進めていると思いますか?
というわけで、ここまでで、日本国内のAI画像診断の企業から4つご紹介しました。
海外のAI画像診断企業もご紹介しますね。
AIによる画像診断の事例や導入事例(海外・米国・カナダ・韓国・イスラエルなど)
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